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The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.

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無知は恥という話

今日、初めてYベースキャンプにデビューしました!
同僚の先生のエスコートで・・・
とっても楽しい経験になりました♪

そんな日の、ほんのちょっとした話なのですが。


一緒に行ったのはカナダ人の先生と、
ニュージーランド人の先生とその旦那さん(日本人のハーフ)。
お昼ご飯を食べながら、建物の名前の話をしてたんです。
で、その中に「折り鶴」が関係ある建物があって。


『Elly、鶴といえば、ほら、彼女でしょ?さだ・・さと・・・さだこ?広島の。』


カナダ人の彼女に聞かれて、私はピンときませんでした。
はて?最近ニュースで出たかしら・・・
貞子?まさかホラーのあれじゃないし、緒方貞子さんって広島関係あったっけ・・・?
ごめん、わからん!と言ったら、みんなにめっちゃ驚かれました。



『え!?広島の原爆で被爆して、ガン(※注)かなんかになって、鶴を折った子だよ!?』
※注…ガンではない。後述。


日本語の先生として、やっぱり恥ずかしかったです。
日本人だからといって、日本の全てを知っているわけではないのですが、
やっぱり自国のことを知らないと恥ずかしいなぁと思った瞬間でした。
(以前、「八王子ってなんで『八王子』なの?」と聞かれた時も答えられず、外国人の先生が教えてくれたこともありました…)



帰って調べてみて「ああ、聞いたことあるな」と思いました。
佐々木貞子さん、2歳の時に被爆して、10年後に白血病にかかり、
鶴を1000羽折ればよくなると信じて折り続けた女の子の話。


でも、それは私にとって「聞いたことある」程度の話だったのです。

そのこと自体がショックでした。



そういえば、教科書にも載ってなかったような・・・
調べてみると、削除されたそうですね。


教科書に載ってても記憶に残らなかったこと。
他の授業で話題になることもほとんどなかったこと。
そしてついに「削除」されてしまったこと。


なんか、日本人って、私って、外ばっかり見てていいのかなぁと
改めて不安になりました。

日本のこと、もっと知りたいな。知った方がいいな。
日本人だもん。
韓国のこと知りたいと思った時と同じ感じ。
でも今は、どっちのこともよく知らない。
이순신が誰と戦ったのか、いつの時代の人かもうろおぼえ。
すごい人。知ってる。それだけじゃなんの説得力もない。


自分が教える子どもたちには、こんな恥ずかしい思いをしてほしくないな。

反省した、という話でした。
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『インターの生徒』というレッテルの話

うちのある学年は、男子の生活態度が悪すぎてちょっと問題になっています。

私も事情により、この秋から週2回、
そのクラスの国語を担当することになったのですが、
楽しいことをしようと準備したところで、
正直いっていつも嫌な思いをしてJapanese roomに戻ってきます。



人を非難する言葉。
騒がしく、秩序のない態度。
質問に答えられない/聞いていない注意力。
総合して感じる常識のなさ。




イライラしますが、これって子どもたちだけの問題でもない気がしています。
私たち教員が、何がよくて何がダメなのか、どうしてだめなのかを
何とかして伝える努力を怠ってはいけないと感じています。



でも、何を伝える?



そのヒントとして、
『インターナショナルスクール出身』というレッテルについて考えました。
前提として、この学年には日本人が多く、いずれ日本の公立中学や私立中学への進学を希望してる、あるいはどちらにせよ日本に住み続ける予定の子が多いです。


子どもたちにとって、自分が今おかれているインターナショナルスクールの状況が『普通』だと思ってます。
自由で、規則も緩くて。
もっと言えば、あの少ない人数でちょっと頭がいい、ちょっと運動ができる、ちょっと力があるというだけで、自分の地位が絶対だと錯覚しています。

でも、上には上がいるということには気づいていない。

さらに、人からどう見られてるかなんて考えたこともない。



幼いから、それは仕方ないでは済まされません。
日本人である、あるいは日本人と同様にこの国に定着する彼らには、現時点で日本国内で『インターナショナルスクール』と呼ばれる学校に通うことの意味を重くとらえる覚悟が必要だと思います。




インターナショナルスクールとは無縁の人々が思う印象はたぶんこの2つでしょう。
ポジティブな方を挙げます。
『うわぁー!インターナショナルスクール出身なんだ!すごいね!英語もペラペラだし、グローバルな人ってなんかすごいんでしょ?!』

ネガティブな方も挙げます。
『インターナショナルスクール?何それ。ちゃんとした学校なの?』


ここに、今の生活態度の彼らの実態がわかったと仮定します。
例えば、一人の生徒が公立の学校に行くことになり、今の常識のままの生活態度を取ったとしたら。
上記の二つはこう変化します。

『やっぱりインターナショナルスクール出身の子だから。日本の常識わかってないよね。』
『何あの子。やっぱりインターナショナルスクール出身だからじゃない?』



マジョリティではない学校に通うというのはこういうことではないでしょうか。
インターナショナルスクールが悪いわけではないですが、やっぱり特殊なものとして見られる。
ネガティブなことが見つかれば、その特殊性のせいにされる。
そして、自分が与えたネガティブな印象は、他のインターナショナルスクールの生徒の印象にも影響を及ぼす。
例:『インターナショナルスクールの子って、○○なんでしょ?』


マイノリティに所属するということは、それだけ重い責任がのしかかっているということです。

留学経験のある方ならわかるかもしれません。
自分の言動、一挙手一投足が、『日本人』のイメージになるんです。



ご両親にこうした自覚を持っていただくには、相当のご理解が必要になるかと。
それより、本人たちに訴えかけた方が早い。いつかこの経験をすることになるから。



私は、マイノリティの子どもたちを『守る』ことばかり考えてきました。
でも、守ってばかりでは子どもは強くなれません。
この半年、子どもの守り方にも色々あると学びました。
バイリンガルならバイリンガルらしく、インターナショナルスクール生ならインターナショナルスクール生らしく、マジョリティの人たちの中で攻めなければなりません。

攻めるためにはまずルールを学ばなければ、ステージにも立たせてもらえないんです。


そのことを、伝えていかなければと思いました。











なんて。
頭でわかっていても、私も一人の人間です。
子どもでも、暴言はかれると傷つきます。
半分は人間としての私が『あんなクラス行きたくない』って言ってます。
でももう半分は、教育者としての自分が『このままではあのクラスはまずい』と警鐘を鳴らしています。
しょせん週に2回しか顔を出さない日本語教師ですが、少しでもあの子達が日本で生きにくくならないように後押ししてあげたいと思ったり。
先生方、文句ばっかりいってないで、「一人一人はいい子だから」と目をそらしたりしないで、もっとちゃんと生活指導しようよと思ったり。

一人一人はいい子なのは当然です。人間なんだもの。子どもなんだもの。
でも、社会生活で大切なのは集団行動です。
意見は色々あると思いますが、集団行動ができることは、日本文化としての良さだと思います。


集団があるから個が活かされる。


それを理解して初めて、国際人としての一歩に繋がるのではないかしら。

さぁ、明日は楽しんで、金曜日も頑張ろう。

ブライダルフェアに行った話~最終章そして次の話へ

一番熱を入れて書いていた記事が、消えました。


一番、伝えたかったことを書いていた記事が、途中で消えました。





ショックで立ち直れないので、詳しいことを書くのは諦めようと思います。



でも、結論から言うなら。


私たちは伊勢山ヒルズさんで結婚式をあげることを決めました。


それは、担当Yさんのおかげでした。


悩んで悩んで、悩みすぎて現場で泣いた私の背中を押してくれたのは、


担当Yさんの言葉でした。


伊勢山ヒルズは、ひいては大元のベストブライダルという会社は、
口コミで見ると「値段」と「スタッフの対応」で悪評が多いと、契約をしてから気が付きました。


しばらく後悔しました。未だに、後悔している部分もあるかもしれません。


でも、Yさんが私たちの担当を外れない限り、
(あの日、Yさんが「私たちを最後まで面倒見てくれる」とおっしゃったのを信じています)
伊勢山ヒルズで挙げる結婚式が待ち遠しくてたまりません。



口コミでは、プランナーさんが決まらないとか、途中で変えられたとか、連絡が伝わってないとか、目を覆いたくなるような経験談ばかりですが、あんなに素敵なスタッフの方もいらっしゃるし、彼女をやっぱり信じていたいと思うのです。



来週再来週、念のため新宿のハイアットリージェンシー東京と、京王プラザホテル、そして横浜のザ・クラシカ・ベイリゾートも見学に行きますが、彼の気持ちも私の気持ちも変わらないことを願っています。



そんなわけで、今後の動向もお楽しみに!


ブライダルフェアに行った話~伊勢山ヒルズ編

さて、午前中に山手迎賓館を見学し、
お昼は中華街で軽く点心を食べ、
そのまま歩いて桜木町へ。
カフェ難民にはなりましたが、紅葉坂を上って次の会場の場所をチェック。


・・・・・ってえええええええええええ!!!???


すげえ何これお城みたい車めっちゃ出てくるスタッフ超いるさっきと全然違う!!!
(この時点で、彼のテンション更にアップ)

わくわくしながら、目の前の図書館で作戦会議をし・・・
(この時に、結婚式の日取りの希望や、やりたいことを再確認しました)

時間になったので会場へ向かうと、ロータリーにスタッフさんが二人。
名前を言うと、メールをくれた方で、名前を覚えててくれて、
「あ!昨日メールしてくださった・・・!
昨日はご丁寧にお返事をくださってありがとうございました」
と言ってくださいました。

で、そのまま待合のロビーに通されて、ソファで待つこと5分くらい。
(ロビーは金きら!「THE結婚式に来たぜ!」って感じ)
さっきの方が戻ってきて、サロンに案内してくれました。

説明も案内もすべてこの人がしてくださいました。
30~40代くらいの方かな?迎賓館のプランナーさんより落ち着いた感じで、
どこか「やり手」な感じもありましたが、押しすぎず、引きすぎず、
始終こちらの話を聞きながら、説明をしてくださいました。


フェアの流れは基本的に先ほどと似ていて、
まずはアンケート(iPadに入力)に答えて、それをもとにカウンセリング。
神前式がしたいことを伝えたら、めっちゃ共感してくれて話がしやすかったです。
時間外だけど裏ルートを使って伊勢山皇大神宮を見学させてくれました。
(披露宴の後ろを通らなければならなかったのですが、見事な連携プレーで一切関係者に合わずに済みました・・・すげえ)
伊勢山ヒルズから伊勢山皇大神宮へは、HPにある通りアクセスもよく、
移動に困らないどころか、雰囲気もよくてとてもいいなぁと思いました。
神社自体も趣があって、私も彼も「神前式するならここがいい!」と直感的に思いました。
とはいえ、まだ決められないし・・・という態度をとっていたところ、
風がふわり・・・
本殿にかかる幕がまるで手招きをしているようでした。
雰囲気もあり、天気さえよければ申し分のない式場。
そんなことを話しながら、次の場所へ。

「神前式希望だけど、この会場の売りはチャペルだから」と、次に一番大きなチャペルに案内してくれて、しかも入場っぽくドアマンさんが扉を開けてくれて、目の前に広がったステンドグラスに超絶感動しました←
こちらにお並びくださいとか言われて、背の高いお兄さんが二人で「それでは!ご入場です!」とか言ってバァアアアーーーーン!ってドア開けてくれるの(笑)
こちとら私服だし疲れ切った顔だし恥ずかしいのなんのだけど、感動すること必至です!


事前に「前撮りなんかでウェディングドレス着て、チャペルで撮ることもできますよ~」なんて宣伝をされていたのですが、「これは撮りたくなるわ!!!!」と彼と大絶賛!
彼なんか、もはや涙ぐんでました(笑)
担当のYさんも、「ご新郎様、もしかしてちょっとウルウルされてます?;;」とびっくり(笑)

そのあとは、試食会&演出体験でした。
会場はグラマシースイート。最上階の邸宅です。
披露宴をした後だったらしく、会場には飾り付けが。
ウェルカムスペースは入り口から細長い廊下みたいになってたかな?
そこから、ちょっと広いスペースに出て、右に曲がると会場。
このスぺ―スはあまり気に入らなくて、「ふーん、面白いねぇ」と通過。

でも、会場自体は前の山手迎賓館が狭かったのもあり、とても広々と感じました。
そしてスタッフの男性が全員長身でなぜか良い顔の人ばかり!!!笑
お食事を持ってくるときも、ドアがバァアーーンって開いて、ドラマのようにスタッフが横一列に並んで入場、一礼してから配膳をしてくれました。
しかも、本番もこんな感じの人たちだったら良いのに!と思うわせるような見事な対応で、
私はうっとりしてしまいました・・・

お食事は「フレンチジャポネ」を一部いただける、という内容。
柔らかいお肉や、ウニなどが乗ったシャンパン風前菜がとてもおいしかったです。
私ウニ苦手だけど、フワッと食べちゃいまいた。
味付けは、山手迎賓館に比べると「複雑」。
私は塩味が濃いような気がしましたが、まずくはない!おいしいです!
彼の方は心底気に入ってしまって、ペロリと食べた後余韻に浸っていました(笑)
他に2組ほどいましたが、「う~ん♪」「おいしいね」という声も。


続いて、「もっと当館のことを知っていただきたく、プロモーションビデオをご用意いたしました!」と、ビデオが上映され・・・
ちょっとグッとくるような、素敵なビデオでした。
なんと、隣では彼が涙をぽろぽろ溢していました!
もう!涙もろいんだから!

更にさらに、今度はこの邸宅の見せどころ、ベランダへ出て景色を眺めたり、
風船を飛ばす演出を体験したりしました。
(これはこっぱずかしくて、別にいいよね(笑)という結論にいたりましたが)


次がすごかった。
「では最後に、お二人におすすめの会場へご案内しますね」と、担当のYさん。
ヴェネツィア・グランデ邸に案内してくださいました。
(途中エレベーター移動なのですが、ちょうど披露宴が終わった時間と重なってなかなか来なくて、ちょっと待ちました)
この邸宅のポイントは広いウェルカムスペース!!!
そして、披露宴会場はガラス張りで仕切られてるので、途中抜けた人がいても中の様子がわかるところ!
会場の広さも、ウェルカムスペースのソファの多さと座り心地も、私たちの理想にぴったりとはまりました。
トイレも邸宅内にあるので、迷わず向かうことができるという優れもの。
お部屋はブラウンゴールドが貴重な感じで、特に面白い余興や演出がなくても、この会場そのものでおもてなしができる!という感じのお部屋でした。

担当のYさん曰く、
「お二人のご希望人数を聞いた時に実はもう一つ、サイズ的には良い会場があるんですけど、ちょっとファンシーな感じというか、お姫様っぽい会場なんですよねぇ。お二人とも、そういう感じじゃないですもんね。こういう大人っぽいのがお好きかなぁと思ったんですけど、どうですか?」と。
Yさんすげえええって思いました。(私らが簡単だという説もある(笑))

その後、サロンへ戻って見積もりや予定の話をしたのですが・・・



ここからまさかの急展開。


その話はまた次回。

ブライダルフェアに行った話~山手迎賓館編

「おいおい、新米日本語教師。こんな記事書いてる場合かよ」



はい!こんな記事書いてる場合じゃありません((キリッ



でもね、昨日は祝日・今日は授業なし・明日から二日休みということで、
今週はOFFな感じなんです。←
だから今のうちに記憶の整理をするんです!!!!笑

ってわけで、「山手迎賓館」編、いっきまーす!