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The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.

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Kくんに会った話

15日火曜日。

シドニーの実習の時に
学生さんとしてもお友達としても仲良くしてくれたKくんとランチをした。
日本でお仕事が決まったKくんに、引っ越しの荷物で私が使わないものを渡すのが目的だった。

軽く話して、軽くご飯食べて、さっさと解散かな~と思っていたんだけど、
思った以上に話すことがあって、聞きたい話もあって、
3時間くらいお話をさせてもらった。

そこで、彼が毎日ブログで日記をつけているという話を聞いた。
個人の記録のためなので公開はしていないというのだけど、
自分の就活の様子が時間と場所、その場に居合わせた人の特徴まで詳細に記されていて、
それが彼の記憶や気持ちの整理になっていることを知って、すごい良いなぁと思った。
感銘を受けた、というと大げさなのかな?
でも、高校生の時の自分のブログのことを思い出して、
やっぱり書くって大切なんだと改めて感じた瞬間だったなぁ。

そんなわけで、私もその日起きたことを書いてみようと。
毎日じゃなくても、起きたこと、考えたことは
やっぱり葬りさってはいけない気がしたんだよね。

まあ、少しずつ^^



これを公開ブログにしているのには意味はないのだけど、
未公開にする理由もなんとなくないので、
とりあえずそのまま公開にしておきます。

何より。開かれた存在でいたいからね。

なので、ここに書かれたことのすべては私の個人的見解と、
専門的なことは勉強途中であることをご理解いただければと思います。


これからきっと学校や子どものことも書きたくなるだろうし、
忍者ブログも個別の記事ごとにパスがつけられたらいいんだけどね。
その辺はまた考えながらやろう。


そんな、気持ちを書きたくなった日でした。

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1年経っても

実習の時に仲良くしてくれた当時の5年生や、
教えていた学生さんたちからチョイチョイ連絡があります。

呼び方は人それぞれで、
「Mxxx-Sensei~」「Eriさん〜」「えりちゃん」「みxxxさん」「Senpai」などなど。
実習生ってなんだろう、先生であり、良き友人でもあり、
すごく恵まれたポジションだったんだなと、実感します。

中には日本で就職が決まった子もいて。
時には「日本で旅行したいから良いとこ教えて」という子もいて。

形はなんでも良いけど、
そういう風に続いていることをとても幸せに思います。

と、そんなことをふと思ったので。


UNSW実習報告書

UNSWでの実習の報告書が完成しました。

海外日本語教育実践報告書2014年度

今自分で見返してみて「これがonlineで世界中の人が読むことができるのか!」と、
一人ゾクゾクしています。
編集を担当してくれたことちゃん、そして何から何までお世話になった森山先生、
本当にありがとうございました。


今年度はUNSWでの実習だけではなく、
アメリカのVassar、ドイツのケルンでの先輩方の実習についても掲載されています。
ページ割はUNSWが最大です!←


基本情報は昨年度の先輩方のレポートを参考/引用させていただきましたが、
少し修正が加わっていたり、活動についての記述が少し詳しくなっていたりしています。
海外日本語教育実習にご興味のある方は、ぜひご一読をよろしくお願いいたします。

学生さんからの贈り物

月曜日はLectureの最後。
火曜日はtutorialの最後。
そして今日はいつも実習してたseminarの2クラスの最後。


週の初めはまだまだ終わる気がしていなかったのだけど、
じわりじわりと終わりが見えてくる。


tutorialでは「また明日セミナーにいるでしょ?」みたいな空気も若干あったりして、
なんとなく最後感がなかったのですが、
今日は本当にこれで最後の子たちなので、
学生さんたちの「あ~…」っていう反応がちょっと嬉しかった。

中には、わざわざ挨拶に来てくれる学生もいて、
他の子が話しているのを待ってくれてる学生さんもいて、
なんとプレゼントまで用意して来てくれた子もいて。
やっぱり学生さんたちと一緒にいるのがうれしいなって思った。


最後のクラスで連絡先を公開するチャンスを先生がくださった。
その場でチェックする女の子。
写真に残している男の子。
その内の何人が本当に連絡を取り続けるかはわからないけれど、
またどこかで出会えたらと思う。


私を成長させてくれた学生さんたち。
本当にどうもありがとう。

明日のcapstoneで締めます!!!笑

学生ひとりひとりと関わり始めて見えてきたこと

どうもっ
Elly@Sydneyです^^

早いものでこちらではWeek7に入り、実習もいよいよ大詰め…
明日の授業の流れを再度確認しなくちゃー!

と思いながら、
最近学生さんたちひとりひとりとゆっくり話す余裕(と、学生さんたちの心の余裕?笑)
が出てきて、色々なことが見えてきたので覚書き。

やっぱりクラスには、「みんなで言ってみましょー」という流れでも、
断固として口を開かない学生もいるものです。
今日見学にいったクラスには、前半こそ、積極的に何か言っていたのですが
最近は妙に大人しく、グループワークにも参加しなくなってきた男子学生がいます。
なんだか、彼からは「日本語を話したくない」という雰囲気を感じていました。

ちょっと気になってたので勇気を出して声をかけてみると、
怒涛の英語リスニングが!!!!!!!!笑

足りない英語力で解釈すると、
「Week6まではCatch Upできてたんだけど・・・・」
「今日のクイズとか、来週のインターアクションテストが・・・」
といっているのはわかった。
Catch Upを何度も繰り返していたので、きっと重要なwordに違いないと思い、
その場ではとりあえずゆっくり話を聞いて(←?)、
戻ってきてから調べると…

Catch Up=追いつく、取り戻す

なんとなく予想はしていたものの、
確信に変わった時にぐっと胸を締め付けるものがありました。

なんでもっと前から声をかけてあげなかったんだろう。
私は英語が苦手で、彼の日本語力を考えると、
なんとなく避けてしまっていた自分がいたのも事実。
何より、グループワークやクラスでのコーラスの時の彼のつまらなそう/つらそうな顔が
今となってはどうしても目に焼き付いて離れません。

彼の隣でいつもペアワークをしている学生くんは、
最近私の存在に慣れてきたのか、
ちょっとふざけてみたり質問したりしてくれるようになりました。
でもその学生くんも、最初は何を言っているやらわからんと言った感じで、
たまたまそれに気が付いて声をかけてから、そういう感じになってきたんです。

その時、私は何も答えを言っていません。
ただ、「どう思う?」「○○ページに書いてなかった?」と声をかけただけ。


自分も韓国語とか英語勉強しててそうだけど、
「わからない」「できない」というのが一番苦しい。

そして、自分がモヤモヤしてわからないでいるのに、
周りがなんとかついていってるのを見ると、悔しくてもっともっと苦しくなります。
(大方、周りもよくわかってないということが多いのですがw)

だけど、そのモヤモヤを自分の力で乗り越えた時、
それがどんなに小さいことでも、教えられた時よりずーーーーっとすっきりするんです。
日本語を学んでいる学生たちもきっとそう。
子どもかよ!って思うかもしれないけど、
「自分で」覚えられた
「自分で」わかった
「自分で」気づいた
そういう時が一番覚えるための刺激を得られるような気がします。

でも、結局「自分ひとりで」何でもできる人はいません。
その影には、必ず誰かのエンカレッジとかスキャフォールディングがあるんです。
(論文にいくら書かれてても、自分で経験しないとわからないもんですね。)

今は人の授業に入って「サポーター」として存在できているのだから、
そういうサポートしてあげれるようになりたいな、と思いました。



他にも、学生さんが「楽しい!」と思うポイントはまだまだあります。
こちらの先生の受け売りですが、
相手の意外な一面を知ることができた時、人はそこに楽しさや興味を覚えるそうです。
人と関わることの楽しさ、さらにそれを外国語ですることのできる楽しさ、
そういったものが重なり合った日本語の授業ができると、学生たちも楽しくなるのかもしれませんね。


ってわけで、
最近私は韓国系の学生に韓国語で話しかけられます←
共通点が見つかると、グッと距離が縮まるもんですねw

でもみんながすごいのは、授業中は日本語で話しかけてくること。
私が英語が苦手だけど、簡単なのならわかると思って英語で一生懸命質問してくること。
テストに向けて勉強の質問をしてくること。
そして、私のへったくそな英語やわかりにく日本語を一生懸命理解しようとすること。
好きなアニメがたまたま一緒で、毎回授業で「先生、あれ観た!?」と聞いてくること。
私の誕生日を覚えててくれて、祝ってくれた学生もいた。

こうして、私が学生さんたちのコミュニティの中に組み込まれていっているし、
私のコミュニティの中でも、学生さんたちとの繋がりが太くなっていく感覚があります。
「日本語」っていうコミュニティの中に生きるって、こういう感じなんだなぁと思いました。



なんだか書き出したらまとまらなくなってきました!
明日の授業のこと考えなきゃだし!

実習回数はtutorialが明日とあと1回。
seminarが明日で最後TT(しかも宿題パート2回だよーTT)
大事に大事にしていきたいと思います。
        
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