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The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.

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『インターの生徒』というレッテルの話

うちのある学年は、男子の生活態度が悪すぎてちょっと問題になっています。

私も事情により、この秋から週2回、
そのクラスの国語を担当することになったのですが、
楽しいことをしようと準備したところで、
正直いっていつも嫌な思いをしてJapanese roomに戻ってきます。



人を非難する言葉。
騒がしく、秩序のない態度。
質問に答えられない/聞いていない注意力。
総合して感じる常識のなさ。




イライラしますが、これって子どもたちだけの問題でもない気がしています。
私たち教員が、何がよくて何がダメなのか、どうしてだめなのかを
何とかして伝える努力を怠ってはいけないと感じています。



でも、何を伝える?



そのヒントとして、
『インターナショナルスクール出身』というレッテルについて考えました。
前提として、この学年には日本人が多く、いずれ日本の公立中学や私立中学への進学を希望してる、あるいはどちらにせよ日本に住み続ける予定の子が多いです。


子どもたちにとって、自分が今おかれているインターナショナルスクールの状況が『普通』だと思ってます。
自由で、規則も緩くて。
もっと言えば、あの少ない人数でちょっと頭がいい、ちょっと運動ができる、ちょっと力があるというだけで、自分の地位が絶対だと錯覚しています。

でも、上には上がいるということには気づいていない。

さらに、人からどう見られてるかなんて考えたこともない。



幼いから、それは仕方ないでは済まされません。
日本人である、あるいは日本人と同様にこの国に定着する彼らには、現時点で日本国内で『インターナショナルスクール』と呼ばれる学校に通うことの意味を重くとらえる覚悟が必要だと思います。




インターナショナルスクールとは無縁の人々が思う印象はたぶんこの2つでしょう。
ポジティブな方を挙げます。
『うわぁー!インターナショナルスクール出身なんだ!すごいね!英語もペラペラだし、グローバルな人ってなんかすごいんでしょ?!』

ネガティブな方も挙げます。
『インターナショナルスクール?何それ。ちゃんとした学校なの?』


ここに、今の生活態度の彼らの実態がわかったと仮定します。
例えば、一人の生徒が公立の学校に行くことになり、今の常識のままの生活態度を取ったとしたら。
上記の二つはこう変化します。

『やっぱりインターナショナルスクール出身の子だから。日本の常識わかってないよね。』
『何あの子。やっぱりインターナショナルスクール出身だからじゃない?』



マジョリティではない学校に通うというのはこういうことではないでしょうか。
インターナショナルスクールが悪いわけではないですが、やっぱり特殊なものとして見られる。
ネガティブなことが見つかれば、その特殊性のせいにされる。
そして、自分が与えたネガティブな印象は、他のインターナショナルスクールの生徒の印象にも影響を及ぼす。
例:『インターナショナルスクールの子って、○○なんでしょ?』


マイノリティに所属するということは、それだけ重い責任がのしかかっているということです。

留学経験のある方ならわかるかもしれません。
自分の言動、一挙手一投足が、『日本人』のイメージになるんです。



ご両親にこうした自覚を持っていただくには、相当のご理解が必要になるかと。
それより、本人たちに訴えかけた方が早い。いつかこの経験をすることになるから。



私は、マイノリティの子どもたちを『守る』ことばかり考えてきました。
でも、守ってばかりでは子どもは強くなれません。
この半年、子どもの守り方にも色々あると学びました。
バイリンガルならバイリンガルらしく、インターナショナルスクール生ならインターナショナルスクール生らしく、マジョリティの人たちの中で攻めなければなりません。

攻めるためにはまずルールを学ばなければ、ステージにも立たせてもらえないんです。


そのことを、伝えていかなければと思いました。











なんて。
頭でわかっていても、私も一人の人間です。
子どもでも、暴言はかれると傷つきます。
半分は人間としての私が『あんなクラス行きたくない』って言ってます。
でももう半分は、教育者としての自分が『このままではあのクラスはまずい』と警鐘を鳴らしています。
しょせん週に2回しか顔を出さない日本語教師ですが、少しでもあの子達が日本で生きにくくならないように後押ししてあげたいと思ったり。
先生方、文句ばっかりいってないで、「一人一人はいい子だから」と目をそらしたりしないで、もっとちゃんと生活指導しようよと思ったり。

一人一人はいい子なのは当然です。人間なんだもの。子どもなんだもの。
でも、社会生活で大切なのは集団行動です。
意見は色々あると思いますが、集団行動ができることは、日本文化としての良さだと思います。


集団があるから個が活かされる。


それを理解して初めて、国際人としての一歩に繋がるのではないかしら。

さぁ、明日は楽しんで、金曜日も頑張ろう。
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記録したい授業があった!という話

いつも、記録したい授業があっても忘れてしまうことが多いのに、
今日は思い出した!!!!

書く!!!!今書くぞ!!!!(笑)


G4 「ごんぎつね」 2回目の授業
・音読(一人ずつ、1~2段落を読む)→解説→音読・・・を繰り返す。
・教科書は彼岸花がでてくるところまで。(こんなざっくりで良いのか・・・)

ちょっと嬉しかった話

絶賛、風邪大流行中←



私ものどがゴロゴロするにょん!



今週はマスク生活です。


明日の授業準備が心配な状況ですが、
頭痛いし、寝たくても寝れないし、とりあえず嬉しかったことだけでも残しておきます。



教師ってのは、恐らくちょっとでも子どもに頼られると嬉しいもので。


子どもたちにとっては、1のことでも、私には100くらい嬉しいんです。

いつもは不愛想で反抗的なG8。
時々、「Elly先生~、ちょっと聞いてよ~」と甘えてくることがあります。
今日はちょっとした進路相談がありました。
愚痴聞いたくらいのもんだったし、有益な情報があげられたわけでもないけれど、
終わりに「すっきりした!」と言ってくれたのが嬉しかったです。




ああ、頼られなくても子どもの優しさにほっこりしたこともあったな。

私が風邪をひいて昨日からマスクで登校しているのですが、
それをみたG1の女の子たちが口々に、
「Elly先生だいじょうぶ?」「のどいたいの?アメあげる?」「今日はよくなった?」
と声をかけてくれるんです。
それから、私がペンをなくして探しにウロウロしていた時も、
「ペン見つかったら、すぐ届けるからね!」「ペン、見つかった?」
「うちのクラスにあるかもよ!見てきてあげる!」などなど、
まっすぐなキラキラした目で話しかけてくれるんです。


G2の女の子たちは、「Elly先生、これお手紙ね!」っていつも【秘密の手紙】をくれます。
(絵しか書いてなかったり、返事を求められてるのに質問がなかったりしますが(笑))
「今日は宿題してきたよ!」「今度○○に旅行に行くの。お土産持ってくるね!」
などなど、ニコニコ笑顔で声をかけてくれます。



私は、こんな風に覚えていたり、声をかけたりできてるのかな。
自分がされて嬉しいことを、子どもたちにしてあげれてるかな。


甘やかしちゃいけない、と厳しくしたり、いじわるしたりすることばかりで、
時々優しくしてあげることも、忘れてしまっている気がしました。

そんなことを、心がすさんできた時に、いつも子どもたちが教えてくれます。


そんな、ちょっと嬉しかった話。


研究会に出るよという話

10月に、母校の研究会で発表をすることになりました。
内容は修士論文でまとめたものです。

きっかけは8月の某日。
ゼミの集まりに呼んでいただいた時のことでした。
「あなたも、修論を研究発表、出しなさい。」
先生に言われた言葉が、なんだか重くて、やりきれなくて、
そんな余裕は無かったし、気乗りもしなかったのだけど、
なんだかやらなきゃいけないような気持ちにさせられました。


それで悶々と悩んで。
研究発表会の締め切りぎりぎりに、要旨を提出して参加表明をしました。
「とりあえず、出しとけ」
そんな気持ちでしたので、要旨は修論のパクリだし、やる気のないスタートでした。


で、今は。
出ることにしてよかったなぁと思っています。
研究テーマにしただけあって、自分が現場で悩んでいることが反映されてるからです。


さっき、大学院の先輩に言われました。
「研究は、その人です」
テーマ選びも、自信のなさも、曖昧な部分も、全部自分が投影されてます。
磨けば磨くほど、自信がつけばつくほど、クリアなものになっていくそうです。

研究って、おもしろいです。


学校行って授業して疲れるけど、幸い時間だけはたくさんある。
無いけど、ある。(笑)
研究はやった分だけ還元される。それを証明したいので、
頑張っていこうと思います!

銀の匙アニメの話

お金がない。
お金がない。
お金がない。

なんか、前もこんなこと書いたような(笑)


生活費を見てみても、すごく贅沢をしてるわけじゃないのにお金がない。
これは収入が少ないからだ、と人のせいにすることは簡単。
新しいいい仕事は無いか。
ついそんな風に逃げ道を探そうとして、あーもう仕方ないな取り合えずメシだと、
簡単にごはんを作って食べながらアニメを見る。


今日は「銀の匙―Silver Spoon」。
ちはやふるも一通り観たし、ばらかもんは何周したかわからない。
甘々と稲妻は未更新、ってことで、彼にオススメされた漫画をアニメで見てます。

で、今日は豚の話とか、競馬の話の回。
この話は今のところずーっと「夢を持つということ」に焦点が当たってる。
そこで獣医さんに主人公が聞いた質問。
「獣医になるには、何が必要なんですか。」

答えは、お金も能力も必要だけど、それより必要なのは「殺せるかどうか」。
「夢を持つということは、同時に、現実と向き合うことが求められる」(だっけ?)




ううううううわああああああああ


ね。夢を持つのは良いことだけど、夢に生きてはいけない。
夢のある仕事も、現実の中で動いている。
現実には厳しい選択がせまられる場面がたくさんある。
それを一々責めたり、逃げたりしたところでどうにもならない。
厳しい選択をどう捉えて、どう動くかが大切なんだわ。


夢つかんでも、現実から逃げたら、だめなんだな。


明日も頑張ろう。
うん。