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The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.

子どもたちがバイリンガルだなぁと感じる時の話

なんかもー色々書こうと思っていたのに、
考え事だったり、授業準備だったり、体調不良だったりで
全然書けないまま忘れていくwwww
さらば忘却の泉へ!!!笑



で、かろうじて思い出せた話題について。
うちの学校は生徒の多くが日本人子女なのですが、
学校では国語や日本語のクラスの時以外は英語を使うように指導されています。
なので、私も授業外で彼らに会うときはもちろん「英語」なのですが。

私も彼らも、顔を合わせると正直とまどいますwwwww

明らかに子どものほうが、

「Elly先生だ…『こんにちは』でいくべきか『Hello』でいくべきか…」

という顔をしているんですね。
そりゃそうです。
私は彼らにとって「日本人の日本語の先生」なのですから、
彼らにとって日常的に英語で会話する対象ではないのです。
学年や、担当の有無に関わらずほとんどの生徒がそうなんです。
中には、完全に使い分けてる子もいたりして。
近くにいる英語の先生には「Hi, Mr.xx!」、私には「おはようございます」みたいな(笑)
(なぜなんだろう、心の距離を感じる・・・笑)

この辺、融通の利かないのがちょっと残念なのですが、
私はこれも仕事なので(仕方なく)「Hello / Hi!」と挨拶するようにしています。


こんな時、私はこの子達Translanguagingしてるんだなぁと思うのです。
語彙のレパートリーの中から、適切なものを探し出そうとしているその姿が、
私にとってはとてもいじらしく美しい・・・・・・・←
ぜひとも、学校の方も子どもたちの言語使用に敏感になってほしいものです。
(どうやって気づいてもらったらいいのかなぁ)



ちなみに、同様の話題その2。


これは国語の授業の時間。
4年生は5月のテーマを「地震」ということにして、
教科書の「話し合い」の単元と「新聞」の単元に取り組んでいます。
うちのクラスには日本語ネイティブじゃない子もいたりして、
普段は他の子と大差ないように見える子でも、
グループディスカッションの時にちょっと蚊帳の外状態になってるのを見つけたんですね。

私も声をかけたりしたんですが、正直心を開いてくれず・・・
だまって複雑な表情を浮かべるのみ。


メンバーが仕事を渡すも、言語には触れない色塗りとか線引きばかり。
まあしょうがないかなぁ、入ってるだけましかなと思ったその時、子どもたちが

「先生、xxも入れるように英語も使ってもいい??」

って聞いてきたんです。
本来なら、「国語の時間は日本語だけ」というのがルールなのですが、
私は迷わず、「いいよ。みんなで話し合いな。」ということができました。
(どうやら、のちの職員室ではちょっと微妙な雰囲気だったのですが…笑)

子どもたちは子どもたちなりに、「みんなで話し合う方法を考えた」んだと思うんです。
明らかに言語的格差がある。色塗りや線引きだけその子にやらせるのはフェアじゃない。
と、子ども心に感じたが故のアイディアだったんだと思うんです。
もちろん、当該のその子も本当は複雑な気持ちだったと思います。
でも、このままじゃ自分はディスカッションに参加できないということも、
その子自身が一番よく分かっているように感じました。
なので、最初は「日本語わかるんだから日本語で話しなよ!」と周囲が言っていても、
最終的に英語を交えたことによって積極的に仕事に参加する姿勢が生まれたんだと思います。

ああ、これもTranslanguagingなんだろうな、と。
これがBilingual Childrenの言語使用なんだな、と。





さらにもう同様の話題その3。

同じクラスの、今日の授業の話です。
このクラスは「地震」について既有知識をグループワークで共有した後、
『はがき新聞』で個々のトピックについて執筆することにしました。
(参考URL)http://www.riso-ef.or.jp/hagaki_top.html

はがき新聞は「はがきサイズ」という紙面の都合上、
「大切なことをまとめて、わかりやすくまとめる」ことが重要です。

そんなことを生徒たちと話していたその時、右側から「Yes!!!!!!!!!!!」という叫び声(笑)


犯人は、このクラスのHomeroom teacherでした(ーωー)


彼曰く、ちょうど前の日に「summary」の話をしたとのこと。
これはsummaryと同じだね、国語とリンクしているんだ、ということを熱弁していました。
そして今日は「彼らが新しいことを勉強したらから、ちょっとだけ良いかな?」と。
生徒たちに「Elly先生にMonitoring and fixingについて日本語で説明しなさい」というのです。




       これよ☆:*:・感。゚(゚ノД`゚)゚。動・:*゜☆私がしたかったのは!



生活の大半を占める英語と、母語である日本語がリンクした瞬間!!!!
英語の概念と国語の概念が別々なものではなく、
同じものを共有していると伝えることができた瞬間!!!!(I love you MR.xx!!!!)
予想外の展開ではありましたが、おかげで子どもたちに
「あらすじ/ようやく」と「すいこうする」という言葉を導入することができました。
まだちょっと早かったけど、これは英語も並べて授業で毎回確認しようと思います。


ちなみに、生徒たちからこの先生に対しては、
「Can you understand Japanese!?」「Can you speak Japanese!?」と驚きの嵐でしたが、
『僕は日本語はちょっとわかるけど話せない。
でも、トピックが似ているからすぐわかったんだ』

と、焦りながらもこの先生らしい落ち着いた回答。
すばらしい回答ですよ先生… 私だって英語話せないけどトピックがわかれば…!!!←


子どもたちは(特にノンネイティブの子は)とてもいい勉強になったのではと思います。



そして私にとっても、今日はとても思い出深い日になりました。
この学年は一段と思い入れの強い学年になりそうだな~。



以上、バイリンガルの子どもたちと過ごす日々から感じたことでした。
チャンチャンッ

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