知人に「はめられかけた」という話(後編) 趣味 2016年03月31日 これは前編・後編で構成されています。「リゾネット(トリニティクラブ)」の勧誘が非常に不愉快だった、という話をビジネス云々とは違う観点から書ければと思って書きました。前回の記事はこちらです。前回までの流れをざーっくりまとめると、知人の男の子に勧誘を受けた私が、しぶしぶ説明会に行くか、となったというところです。(ざっくりすぎ!!!!!笑)この記事は私が説明会に行くことになった当日の話からします。では、興味のある方は右下の「つづきはこちら」からどうぞ~ さて、説明会当日です。会場は八丁堀というところで、新居からは1時間半くらいかかったかなぁ。交通費は片道700円ちょい。集合時間は11時25分(細かっw)に地下鉄出口付近のコンビニ前でした。行ってみると、そこには人がわさわさと・・・・!!!!これみーーーーんな、連れて行かれる人なんだなぁと思いました。ここまでも、「遅刻するな」「ドタキャンするな」「夜まで予定をあけろ」など、とにかく注文の多い料理店でしたが、お昼についても「食べる時間無いから済ましてきて!」と。もう、ねぇ・・・(笑)昼の11時半に人のこと呼びつけておいて、「昼食べる時間ない」とな(笑)遠方から来る人のことなーーーーんも考えてない集団なんだなと思いますよね。で、ほかの2人組や3人組と一緒にぞろぞろ会場へ向かいました。私が参加したのは日曜日だったので、オフィスビルの裏口から入場。エレベーターを降りたらちゃんとリゾネットのロゴがあったので、あそこは貸会場ではなくてホームの会議室だったんだろうね。会場には何百人?ってくらい人がいて、かなり圧倒されました。(実際初めて連れてこられた人はこの半分ということになる)受付も済ませ、座席指定の席を探す。紹介者の彼は席の準備を手伝っていたそうで、場所はすぐに見つかりました。紹介者同士はここで知り合った人同士、ということで座るなり近くにいた男の子を紹介されました。「そうだ、プレゼンテーターさんにも挨拶しなくちゃね」といわれ、前を見てみるとプレゼンテーターの前に長蛇の列wwwwwwwうーーーーわ、これ面倒くさいパターンのやつだと直感が働きました。この日のプレゼンテーターは、なんと私の実習先の卒業生でした。しかも、日本語教育の先輩(?)で、先生方のこともご存知でした。まさかこんなところで、こんな形で出会うとは。もっと違うところで、もっと違う立場の人として会いたかった。でも、私も直感があったので明らかに距離を取って挨拶。すると、相手も察したのか、物理的にも一歩下がって挨拶。なんだ、感の良いおっさんじゃん←(上から目線)昼12時。時間通り説明会が始まった。説明・・・会・・・・???第一部は、このおじさんがこの会員権を得たことでどれだけ充実した生活をすることができているかや、リゾネットの概要、施設、会員価格、これを面白おかしく、ジョークを交えて話した最後に、加えておじさんの親孝行の話で涙涙のお話を聞かせてくれました。(私的には、「聞かされた」の方が正しいんだけど。)休憩挟んで、これが足掛け約5時間半。5時間半もずーーーーっとひとつの部屋に押し込められて、リゾネットの「良いところばかり」を宣伝されて、批判的意見はすべて否定して、これに入らないお前はバカだと言わんばかりのことを遠回しに言われる。注意が必要なのが、「これに入るか入らないかはあなた次第。ご自身の決断です」と言って、自分たちが押し付けているわけではないアピールをしている。でもね、こんなん口ばっかりですよ。確信したのが、おじさんのお話の次の時間。「契約書記入の時間」です。私は世の中一般で言われる就活をしたことが無いので聞いた話なのですが、企業説明会に参加した後、ほぼ強制的に面接をさせられるところもあるそうですね。たぶん、イメージはそんな感じです。紹介者の彼からは、「後で考えても良い」とか「その場で契約はしなくていい」と聞かされていましたが、気の弱い私にとってそこは途中退室できる空気でもない…しかも、女性は前半分に集められているので出口まで遠く、出口に行くまでに多くの関係者の目がある。しかも、隣には紹介者の彼。少なくともその時は私の「友人」。人の良い私はその「友人」の面目も守らなければならないという、おそらく人として当たり前の感情を持っていました。(要するに、ここにつけこんでるんだと。)だから、「もういいから帰るわ」とも言えず、でも帰りたい風を見せると言いくるめられてしまう、という悪循環にこの時はまっていました。どうやって帰ろうと切り出そうかと考えつつ、紹介者の彼にいろいろブツブツ言っていたら、背の高いイケメン風のお兄さんがフラリと現れました。結論から言うと、このお兄さんは絶対に「逃がさない」というオーラを持った人でした。そして、私が契約書に名前を書くまで、その場から離れることはありませんでした。それくらい、圧力がすごいんです。このお兄さん、どうやら紹介者の彼の直系の紹介者だそうで。つまり、紹介者にも必ず紹介者がいて、Aさんの紹介者のBさんの紹介者のCさんの紹介者の…と、紹介者の系列ができるわけです。これが、ここでは「グループ」と呼ばれていました。人同士を繋げて、結果的に囲ってるんですね。(言い方悪くてごめんなさい。)で、このお兄さんは私の紹介謝の4つか5つくらい前の紹介者の人で、おそらくかなり紹介者を作ったので役職が付き、私が座っていた辺りをまとめる役割をしていました。つまり、この「グループ」のリーダーさんです。この時、私は紹介者の彼にお金の相談を(言い訳として)していました。すると、このリーダーさんがどうしたらお金をなかったことにできるかを、わざわざルーズリーフを使って丁寧に説明をしてくれました。要するに、ちゃんと人を紹介していけば、収入になって最終的にはチャラになるって話。「(あーーーーーー言い訳できんwwwこれは完全に訓練された人だwww)」これが、この時私が悟ったことです。実はこの説明会、よくよく周りを観察していると、そこにいる関係者の人はみんなこの会員権をビジネスとして理解し、利用している人ばかりだったということがわかりました。「楽しく、しかも安く、リゾート地に旅行ができて、しかも儲かる」という話を信じ、しかもそれに成功した一部の人々だったというわけなんです。で、私を紹介した彼や彼のような立場の人は、みんなそういう成功者に憧れて、あるいは自分もそうなれると信じて活動している人たちです。だから、儲かる話と儲け方を私に一生懸命教えてくれました。そうすれば、楽しく人生を謳歌でき、なんなら金で親孝行もできると。そしてリーダーさんにこういわれました。「結局はすべて金だから。金さえあれば、幸せに生きることができるし親孝行も叶う」私はこれを聞いた時に、非常に反発心を持ちました。この反発心を応援したのが、ちょっと前に出てきたプレゼンテーターのおじさんの質問でした。「もし余命半年だったら、あなたが後悔することは何ですか?」この質問を受けての私の答えは「ない」。だって、私は両親に心から好き放題させてもらって、やりたいこともみんなやってきたし、自分がしてみたかった仕事もできて、それを両親が喜んでくれて、私がしたいことを理解し、応援してくれる彼氏にも出会って、私を面白いと言ってくれたり、会いたいと言ってくれる友人たちがいて、自分の利益だけを考えれば非常に文句ない人生を送っているからです。そして、こんな風に考えることができる私自身にも、非常に満足しているからです。物理的には、両親にまだ何も恩返しできてないし、彼と結婚したいのにできてないし、そりゃ挙げたらキリないですが、無駄にお金を稼いでこれを解決しようとは思わないんです。それには、私と彼が結婚したいと申し出たときの私の母の言葉がありました。母は「身の丈に合った生活をして、身の丈に合っただけのお金を貯めて、その上で、その範囲でできることをしなさい」と言いました。それは精神的にも肉体的にも、楽なことではないと思います。でも母は、自分が心身ともに壊れるほど苦労しろとは言っていないのです。「身の丈に合った生き方」は、必要以上のお金も求めないし、必要以上の労働も求めていないからです。程よい苦労や悩み、生活できるだけの収入、頭も使って少しずつ貯めたお金。それを受けて心を休めるために、たまに行く旅行がどれだけ楽しく幸せか。その範囲で自分らしく生活し、自分らしくしたいことをしていくことが、私たち家族の幸せなのです。そんな私の両親が「人を巻き込んだ得体のしれないビジネスで作ったお金でリゾートにたくさん連れていく」という形を「親孝行」と捉えるとは思えません。でも、そんな話をこの金の亡者たちに話しても通じるわけがありません。だって、「親孝行は金でできる」と思っている人たちですから。幸い、クーリングオフの制度があるとの説明を受け、それも契約から20日以内と余裕があることから、契約自体は不当ではないと判断しました。そんなわけで、その場をしのぐために契約書にサインしました。サインをしたら、そのあとは「ファーストレクチャー」という時間。もうここからは「そんな話聞いてないぜ」の世界です。長時間の説明会に加え、更に「レクチャー」があるなんてことはこの時初めて知りました。このレクチャーが約1時間。もうここまでくると、体も精神的にも疲労MAXです。ここではスピーカーが変わり、中年の女性がどのようにビジネスを成功させるか、どうやって人を集めてくるかをレクチャーしていました。そして、ここでもまた「親孝行ネタ」を披露。おそらく多くの人がこの「親孝行ネタ」を純粋に受け取ったんだと思うのですが、残念ながら私にはマスコミと同じような効果、影響力がある策略にしか見えませんでした。共感を呼んでハードルを下げてるんです。私も親孝行したい。親孝行に成功した人たちのようになりたい。その心に訴えかけている。親孝行をするために金が必要だと信じている、またはご両親がそういう親孝行を望んでいらっしゃる場合は、それで良いんだと思いますけど。そこは否定しません。そういう人がいるのも事実だと思いますから。この後に待っているのが「懇親会」です。会費は自腹。私は幸い(笑)、次の日に遠隔授業の最後の授業が待っていたので、その授業準備が帰宅後に待っていました。懇親会が夜21時ころまである(これもどうせ延びるだろう…)と言われ、それが終わって帰ったらなんだかんだで22時半過ぎ。帰ってからは家事も待ってる。明らかに授業準備の時間が無いので、丁重に、それはそれは丁重にお断りして帰ってきました。帰り際にも、新しいお兄さんが話しかけてきて、懇親会行かないの?行ったほうがいいよ?リゾネットの良さがもっとわかるよ?まだきっと知らないことがたくさんあるよ?誤解があるならそこで解決できるよ?セカンドレクチャーにも必ず出席するんだよ?などなど、ひたすら声掛けをしてきました。せ?せかんどれくちゃー?????これも聞いてないぜ(笑)しかも、帰ってからも紹介者の彼からの連絡が続き、次の懇親会に参加しろだの、レクチャーに出ろだの。「自由参加」を謳いながら、ほぼ強制参加です。本当に意志が強く、人間関係が悪くなってもかまわないとすぐに割り切れる人じゃないと、こうした熱心な(笑)働きかけを無下に断ることはできないのではないでしょうか。しかも、懇親会は平日の夜。18時半からとかで、遅刻でもいいから行ったところで帰りは夜中。それだのに、「懇親会にはでるべきだから、仕事が終わったらこっちまで来て出てね!」とな。おいこら、日本語教師バカにすんな。←こっちの都合も少しは考えろ。もう本当に、後出しじゃんけんみたいなことが多くてびっくりしました。そもそも生き方の理念が違うという大きな理由に加え、それが私の解約の気持ちを決定づけた要因のひとつでもあります。でも、話はここで終わりません。どうして私がこんなに長々とブログに書くことにしたか。その理由はこれから先の出来事があってからです。本当にちょっとしたことですが、私を確実に不愉快にさせたからです。次の日、セカンドレクチャーや懇親会の参加日を聞きに連絡してきた紹介者の彼にクーリングオフをする旨を話しました。すると、「話がしたいから電話させてくれ」と。前提として、この紹介者たちは「勧誘はしていない。紹介しているだけだ」と考えています。自分たちはお勧めをしていて、他人に良いことを紹介しているだけなのだから、「勧誘」ではないと言い張るのです。相手がやめると言って、それを引き留めるのは相手のことを思いやってしていることだ、というのです。そんな紹介者の彼と、やめたい私は電話することになりました。私もせっかく築き上げた関係性を簡単に壊したくはありません。彼への信頼もありました。だから電話したのです。私はリゾネットの良さは十分に理解したこと、でも価値観の違いがあってやめる決意をしたということを説明しました。価値観の内容はここに書いてきたことです。「理解ができない」という彼の質問にもひとつひとつちゃんと答えました。(「僕は理解できないよ」って、マド☆まぎのきゅーべーの決め台詞だよねwww)ですが、彼の口から出てきた言葉は、どれもこれも「何か誤解があるのかな」「疑問に思っていることがあれば何でも聞いてほしい」「こういった疑問を解決するために、懇親会に来てほしい」ということばかり。そして、リゾネットの良さをまた語りだすのです。更には、「だって、親孝行したいって言ってたよね?」という言葉まで。明らかにマニュアル。そして、人のことを思いやっているのではなく「ビジネス」の商品として私を見ているということが、ひしひしと伝わってきました。それも「親孝行」を利用した。それが私にとって何よりも許せない事実でした。私は怒りを覚えました。紹介者の彼はさすがに感づいたのか、戦法を「君とは仲良くしていたい」という形に変えてきました。今回の決定は仕方がない、でもfacebookでは友達でいれるし、またランチで話もしたい。そして「(クーリングオフが済んで)何年後かにはまた君を誘える機会があるってことだもんね!」とボロを出しやがりました。私はもうこの時点で、適当に話を合わせてこの話が終わったらもう彼と関わるのをやめようと決めていました。心の中で「このク○ったれ」と思いながら、穏便に話を済ませようとしました。でも、そんなのは口調にも声にも出ると思います。というか、出しました。完全に腹が立っていたので。もし本当にビジネスを成功させたいなら、客を選ぶというのも戦略の一つなのではないでしょうか。もし私のような態度の客がいたら、関わらないのが賢い人のやり方だと思います。そんな客を無理やり囲い込んだところで、リスクが大きくなるだけですからね。でも次の日。「xxさん(グループリーダー)が君のことを心配しているから、電話したいんだって。連絡先を教えてもいいかな?」と連絡が来ました。空気が読めない男は、私は大嫌いです。人とほどよい距離が保てない人間も、心の底から嫌いです。本音と建て前を見抜けない人間がビジネスで成功するとは思えないし、心の底から成功すべからずと思っています。広く浅く、時々深くを人間関係のモットーにしている私にとって、こういう人間は非常に不愉快です。私は2日、この連絡を無視しました。ふつうの人なら、そしてもし私と仲良くしたいなら、不穏な空気であることに気づくでしょう。でも、今朝。「(メッセンジャーの並びで)上記の件について、お返事もらえるかな?」との連絡。本当に人間関係を大切にしたいと考えている人間のすることではありません。人の気持ちを察することができないから、無遠慮にこうしたことを連続で送りつけることができるんです。書いているうちに怒りがまた湧き出てきて、つい書きすぎてしまいました。私にとって非常に不愉快だった出来事だったということ、しかもそれが「友人」と思っていた知人にされたことであったことが、こうしたかなり否定的な記事に繋がってしまいました。これは本当に、一個人が経験したこととその感想であることをここに示したいと思います。もちろん、リゾネットで成功をおさめ、幸せな生活をしている人はたくさんいるでしょう。でも、ビジネスマンでなくても考えてみればわかることですが、会員のすべてがその幸せな生活を手にすることはできません。勝者の下には、必ず敗者のむくろが転がっているんです。それが資本主義社会です。みんなが平等に恩恵を受けることができるというビジネスは無いんです。それでも、自分は成功することができるし、今の生活を変えてでもこのビジネスに参加することが、自分の幸せにつながると考えている人は、ぜひ紹介を受けるのを楽しみにしていましょう。この宣伝文句が嘘くさいと思ったとしても、嘘だと思わなくてもいいんです。宣伝文句があまりにも本当らしいと思っても、疑ってもいいんです。嘘か本当か、悪徳か否かは、一般市民の私たちには決めがたい問題です。ただ、自分が何に価値観を置いているのかをしっかり見極めてください。自分の幸せは、他人には決めることはできないんですから。 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